やっぱりすごく寂しい…ダル、ファンに直接語る

[ 2012年1月24日 19:25 ]

 北海道のファンを前にダルビッシュは柔らかい口調で思いを語った。

 ―7年間在籍した日本ハムを去ることには。

 「すごくお世話になりましたし、やっぱり北海道から離れることはすごく寂しい。ファンの人の応援がないと力を発揮できなかった」

 ―渡米決断の理由は。

 「日本の環境は合っていたが、(周囲から)求められているのは違う環境で、それがメジャーなのかなと思った。だいぶ悩んだが、場所は変えないと、と思った」

 ―大リーグに興味はないと言っていた。

 「(最近は)野球をやる上でモチベーションを保つのが難しかった。日本人選手の評価がアメリカで低くなっている。下に見られているのが嫌で、それも重なった」

 ―レンジャーズの印象は。

 「フロントの方をはじめ、監督や選手、ファンの方々もすごく温かくて、日本ハムに似ているチームだと思った」

 ―ワールドシリーズ制覇が目標か。

 「メジャーの試合がどう進んでいくかも分からないので、簡単に優勝とは言えないが、自分のやることをやって一番いい結果にたどり着ければうれしい」

 ―理想の投手像は。

 「世界中の誰もがナンバーワンはダルビッシュだと言ってもらえるようになりたい」

 ―ファンに向けて。

 「2005年に入団して、いきなりやっちゃいました。最初の過ち(1年目のキャンプで未成年ながら喫煙)がありながら、初登板のヒーローインタビューで温かく迎えてくれた。この7年間ずっと支えられっぱなしでありがたい」

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2012年1月24日のニュース