中畑監督 南相馬市訪問「熱い絆で頑張っていこう」

[ 2012年1月21日 19:28 ]

避難生活を送る被災者とビンゴ大会で交流するDeNAの中畑監督(左端)

 プロ野球DeNAの中畑清監督が21日、福島県南相馬市の桜井勝延市長を表敬訪問した。福島県出身の中畑監督は東日本大震災による被害の現状を熱心に聞き「僕も現場で頑張り、向こうからメッセージを送ります」と約束した。

 中畑監督は昨年3月の大震災発生後、約20カ所の被災地に足を運んだという。今回の訪問も監督の意向で「自分の中でけじめをつけて、キャンプインしたかった」と話した。その後は南相馬市内の公民館に移動し、同市の仮設住宅に暮らしている約150人の被災者と触れ合った。

 約2時間の交流会で中畑監督は歌を披露し、ビンゴ大会では自らのサイン色紙などをプレゼント。「熱い絆で結び付きながら、この寒い冬を頑張っていこう」と語りかけた。

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2012年1月21日のニュース