城島 和田監督の一塁併用案に「捕手のプライドある」

[ 2012年1月12日 06:00 ]

阪神の城島はラクロス・山田幸代らとともに佐世保市内で自主トレを公開

 阪神・城島が捕手としてのプライドをにじませた。

 長崎県佐世保市での自主トレを公開。和田新監督は打撃を生かすために一塁との併用案を示しているが、「僕は常々、キャッチャーというポジションにプライドを持ってますし、僕はキャッチャーだと思ってますから」。その上で「選手は将棋の駒。監督が指したいように動くのが大前提。それは監督とも話をした」と、すでに一塁起用案について指揮官と話し合ったことを明かした。

 2年連続で左膝を手術し、迎える阪神での3年目。本人も「ぶっつけ本番というわけにはいかない」と、春季キャンプから一塁の練習を行う意向だ。昨季は左膝に加え、右肘の故障もあってわずか38試合の出場。「144試合、フルで1年間自分の仕事場に穴をあけないようにしたい」。左膝に負担のかからないよう、体重も本来から約5キロ減の80キロ台後半。「ここまで順調にきている」という城島が、逆襲のシーズンに臨む。

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2012年1月12日のニュース