6月に第1子 内川「ずっと繰り返すことはきつい」

[ 2012年1月11日 17:57 ]

 昨季、史上2人目のセ・パ両リーグ首位打者となったソフトバンクの内川聖一外野手(29)が11日、大分市での自主トレーニングを公開し「ヒットの本数は意識していきたい。超えてみたいという思いはある」と、マートン(阪神)の持つ214安打のシーズン記録更新にも意欲を示した。

 ウエートトレーニングなどを含めると約7時間の濃密なメニュー。ティー打撃などの振り込みも1時間半ほどに及んだ。昨季のパ・リーグ最優秀選手は「数をこなすことが大事。ずっと繰り返すことはきつい」と真剣なまなざしだった。

 昨季は右太もも裏の肉離れなどの影響で30試合欠場したことも踏まえて個人トレーナーと契約した。「休んだ期間、悔しい思いもした。144試合プラスアルファを意識してやっていかないといけない」と話す。体重は昨夏から3、4キロ減った87キロほどだという。

 6月に第1子が誕生予定ということも公表した内川は練習中、レギュラーどりを狙う若手の今宮に積極的にアドバイス。今季はリーダーとしての期待も大きい。「さらに上を目指してやっていきたい」と力を込めた。

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2012年1月11日のニュース