ブ軍オーナーも来た!青木 首脳陣に走攻守アピール

[ 2012年1月10日 06:00 ]

青木の動きを熱心に見つめる(右から)メルビンGM、レネキー監督、ジェリー・ナロン・ベンチコーチ

 大リーグ移籍を目指すヤクルトの青木が8日(日本時間9日)、独占交渉権を獲得したブルワーズの首脳の前でワークアウトを行った。アリゾナ州の球団施設で、約1時間半にわたり走攻守の動きを披露。ダグ・メルビンGM、ロン・レネキー監督に加え、マーク・アタナシオ・オーナーまで視察に訪れた。

 本格交渉を前に力量を確かめたいと要望したブ軍に対し、青木サイドも適正価格での契約を希望して実現した。青木は最長90メートルの遠投や、中堅の位置に入ってのノックで三塁への送球を披露。打撃では32スイングで柵越え2本を放った。報道陣には非公開のため、青木は対応せず、レネキー監督も「無事に終わったこと以外は何も言えない」とするにとどまった。

 練習後は青木とブ軍関係者が会談。青木が引き揚げた後も、ブ軍幹部は話し合いを行ったもようだ。交渉期限は米東部時間の17日午後5時(日本時間18日午前7時)まで。青木は今月中旬までロサンゼルスで自主トレを行う予定で、交渉がスムーズに運べば米国滞在中に合意する可能性もある。

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2012年1月10日のニュース