癒やしは万全!阪神ドラ3西田「ダッフィー」持参で入寮

[ 2012年1月7日 11:28 ]

幼なじみからの寄せ書きを手にする西田

 阪神の新人5選手が6日、鳴尾浜球場に隣接する虎風荘に入寮。ドラフト3位の西田直斗内野手(18=大阪桐蔭)は、クマのぬいぐるみ「ダッフィー」を持ち込んだ。その他にもボディークリーム、香水、抱き枕も持参。リラックス用品を上手に使いこなし、最高のルーキーイヤーにしてみせる。

 練習では熱いハートを燃やし、部屋に戻れば愛しの「ダッフィー」に萌(も)える。これぞ、ルーキーにとって究極のリラックス法だ。ドラフト3位の西田は、クマのぬいぐるみを寮の自室に持ち込んだことを明かした。

 「ディズニーが好きで、クマのダッフィーを持ってきました。癒やされますね」

 遠征にも“帯同”させるかと聞かれると「そうですね」と答えた。ダッフィーは、2004年末に東京ディズニーシーに登場。原作のないキャラクターで特別な人気はなかったが、2008年の東京ディズニーリゾート25周年企画により知名度が一気にアップし、パーク内でグッズを持ち歩く若い女性が急増した。

 西田自身はディズニーリゾートに一度しか足を運んだことがなく、友達が行くたびにお願いし、お土産に買ってきてもらった。必死になって集めた7体のうち、寮に持参したのは4体。選び抜かれた「ダッフィー」が心身ともに疲れ果てた西田を癒やすことになる。

 「部屋を作って生活を安定させないと野球もうまくならないと思う」

 持ち運んだリラックス用品は、ぬいぐるみだけにとどまらなかった。自宅から布団と抱き枕も持参。「ベッドが嫌いなので。ホテルのベッドも背中が痛くなるので抱き枕も持ってきました」。熟睡できる環境を整え、日々の厳しい練習を乗り越えるつもりだ。

 さらに、姉の侑香さん(21)に勧められ有名ブランド「LANVIN」のボディークリームや香水などのコスメ用品も持参。いつ何時でも身だしなみを整えておくのが、プロというものだ。

 「前の晩から緊張していた。ただ、早く(プロの世界で)やってみたいという気持ちはある」

 8日からは新人合同自主トレが開始。「癒やし」をキーワードに西田のプロ生活がスタートする。

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