中心選手の自覚 おかわり君 新バットで「55本塁打に挑戦したい」

[ 2012年1月5日 17:35 ]

自主トレーニングで打撃練習する西武の中村

 昨季両リーグ最多の48本塁打を放った西武の中村剛也内野手が5日、快晴に恵まれた埼玉県所沢市の西武第二球場で自主トレーニングを開始し、ランニングや軽いキャッチボールにティー打撃やマシン打撃も盛り込んだ計2時間強のメニューで汗を流した。

 「(プロ野球記録の)55本塁打に挑戦したい」と、昨年末から掲げた目標を繰り返した28歳。今季から適用されるバットの最大直径の変更規定に合わせて、やや細く、重くしたという新バットを振り「まだ体が思った通り動かないが、それが普通。これから打ち込む」と語った。

 記録への挑戦とともに「ここ3年、悔しいシーズンを送っているので」と日本一を誓う。新主将となる栗山巧外野手は同い年。「誰かに引っ張ってもらうのでなく、僕とか栗山とかで引っ張っていければ」と中心選手の自覚をにじませた。

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2012年1月5日のニュース