松井 母校で抱負、日本復帰は「今年は考えていない」

[ 2012年1月4日 18:56 ]

「松井秀喜ベースボールミュージアム」で、野球少年から質問を受ける松井秀喜選手

 米大リーグ、アスレチックスからフリーエージェント(FA)となった松井秀喜選手(37)は4日、母校の星稜高校(金沢市)を訪れ「アスレチックスで収穫したことを生かせる1年にしたい」と新年の抱負を語った。日本のプロ球団との契約は「今年は考えていない」と否定した。

 同校野球部の室内練習場で部員らを激励した松井選手は「高校当時を思い出し、すがすがしい気持ち」と記者団に笑顔。新しい所属先が決まっていないことについて「焦りはない。まずは体をしっかり良い状態にしたい」と話した。

 松井選手はこの後、父昌雄さんが運営する石川県能美市の「松井秀喜ベースボールミュージアム」で、石川、福井両県の野球少年ら約30人と交流。「(今年は)どこのチームになるかまだ分からないが、皆さんにたくさんホームランが見せられるように頑張りたい」と意気込んだ。

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2012年1月4日のニュース