おかわり君ため息「やっぱり内川さんすげえな」打率は追いかけない

[ 2012年1月2日 06:00 ]

「文化放送 新春ビッグ対談~内川聖一・中村剛也 僕らのベースボール~」で対談をした西武の中村剛也(左)とソフトバンクの内川聖一

 「飛ばないボール」をものともしなかった西武の中村剛也内野手とソフトバンクの内川聖一外野手が“ビッグ対談”。2日に放送される文化放送の「新春ビッグ対談~僕らのベースボール~」でお互いの打撃論や2012年の抱負などを語った。

 統一球が導入され、打率にしてリーグ平均で約2分下がり、本塁打も4割減。そんななかで中村は自己最多の48本塁打を放ち、内川も打率・338をマークし、史上2人目の両リーグでの首位打者に輝いた。

 “ミートポイントを前に置く”中村と“ボールを引き付けて打つ”内川。対照的なスタイルの2人だが、中村は「やっぱり内川さんはすげえなと。詰まっても前に飛ばせばいいと。僕もそういう感覚になれば、打率が上がるかなと思いました」と確実性向上のヒントもつかみつつ「僕はホームランが打ちたい。打率と両方追っかけると、どっち付かずになる」と中途半端な打撃になることは嫌った。

 一方内川も「ホームランバッターっていうのはボールにスピンをかけないと飛ばないという感覚も勉強になりました。できるかどうかは別にして、違うバッターの感覚を知れたのは良かったですね」。タイプの違う強打者同士、来季に生かせる対談になったようだった。

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2012年1月2日のニュース