連覇も大切だが…ソフトバンク 選手個々で球史に残る記録にも挑む1年

[ 2012年1月1日 14:07 ]

 連続日本一を目指すソフトバンクの主力たちは、2012年それぞれ球史に残る記録にも挑む1年となる。

 シーズン序盤の注目は小久保の通算2000安打だ。昨季は負傷に苦しみ、達成まで38本を残した。DTD、日本シリーズでは史上最年長で最高殊勲選手に選ばれるなど40歳になっても勝負強さと技術に衰えは感じられない。球団としては2000年の秋山監督以来の偉業達成は間近だ。

 飛躍した松田は「夢は大きく、3割30本30盗塁」とトリプル3を宣言した。昨季は打率2割8分2厘、25本塁打、27盗塁。すべての面で進化を遂げれば実現は可能。史上9人目の快挙を目指す。

 40年ぶり2人目のセ、パ両リーグ首位打者に輝いた内川は球団初の2年連続打率1位を期待したい。機動力野球の申し子で新選手会長の本多は3年連続盗塁王を目指す。昨季は不振に泣いた抑えの馬原はあと20セーブとなった通算200セーブで名誉を挽回したい。

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2012年1月1日のニュース