王さん&落合氏らも実践…巨人、素手で“統一球対策”

[ 2011年12月31日 06:00 ]

 統一球対策は素手で養え!巨人が来春のキャンプで素手での打撃練習を徹底する。原監督は「われわれのころは、革手袋もスプレーも使わなかった。ベテランにもやらせる。最初は違和感があると思うが、徐々に慣れてもらいたい」と説明。目的は打撃力の再生だ。

 統一球が導入された今季は打率・243、108本塁打、471得点と、昨季の・266、226本塁打、711得点から成績が大幅ダウンし、V逸の最大の要因となった。

 打撃の微妙な感触をつかむには素手でバットを握ることが一番で、かつては王貞治氏や落合博満氏も手袋を使用しなかった。既に若手中心の秋季キャンプで試験的に導入しており、原監督は「マメの位置でもどういうスイングをしているか確認できる。大事な作業」と話す。地味な取り組みながら素手での打撃から重量打線復活を目指す。

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2011年12月31日のニュース