本多から技術吸収したい!赤松が対話熱望

[ 2011年12月29日 06:00 ]

 広島の韋駄天(いだてん)・赤松真人外野手(29)が28日、ソフトバンク・本多との対話を熱望した。言わずと知れたパの2年連続盗塁王。赤松はその技術に興味を示し、2学年下の本多に「先輩後輩は関係ない。塁上であいさつするぐらいで面識はないけど、話がしてみたい」とメッセージを送った。

 とりわけ「スゴい」と感服するのが本多のリード幅だ。「テレビで見ると、ヤフードームのアンツーカーより1、2歩出ていた」。赤松自身はリードを小さくし、帰塁よりもスタートに意識を集中させるタイプ。本多の技術を学ぶことで、可能性を広げたい考えだ。

 実用化への1歩は既に踏み出している。今季終盤から「出る幅を少し広げた」と打ち明け、秋季キャンプでも練習に励んだ。「今は7踏み。これを1~2歩増やすか、今まで通りの7踏みで歩幅を広げるか」。探求は続く。

 今季、出場80試合で19盗塁。成功率・826はセの盗塁数上位5人の中で最も高いが「来季は成功率を意識せず、どんどん走りたい。50は行きたい」ときっぱり。「スタートと帰塁、半々の意識でどれだけスタートが切れるか」。本多との談議は究極を突き詰める端緒になりそうだ。

続きを表示

2011年12月29日のニュース