雄星　豪州から収獲の帰国！“工藤カーブ”に手応え

大きな荷物を手に若獅子寮に戻った菊池

　オーストラリアでウインターリーグに参加していた西武の菊池が、木村とともに成田着の航空機で帰国した。

　現地で全て先発で５試合に登板して１勝２敗、防御率４・３８。武者修行を終えた左腕は「カーブを遊びで投げたら一気に三振が増えた。縦の変化球をものにすることが目標だったので良かった」と手応えを口にした。同行した潮崎哲也編成部プロ担当も「使える球だよ。工藤さんのようなスタイルでいけるんじゃないかな」と太鼓判を押した。

　３試合目からカーブを使って計１５回１７奪三振。２年目の今季は１０試合で４勝１敗、防御率４・１４。５４回１／３で２４奪三振だけに「カーブで三振を取れるようになったことは来年につながる。今年以上を求められるのは当然。一つ一つ積み重ねていきたい」と力を込めた。