帆足 ソフトB移籍1年目での開幕投手に名乗り

[ 2011年12月24日 06:00 ]

<ソフトバンク・帆足入団会見>王球団会長(右)と入団会見を行う、帆足和幸

 西武から国内FA宣言し、ソフトバンクへ移籍した帆足和幸投手(32)が23日、福岡市内のホテルで入団会見を行った。背番号は11で、年俸変動制の4年契約で総額は最大で10億円。新天地に臨む左腕は、杉内、和田、ホールトンが抜けて本命不在の開幕投手へ名乗りを上げた。

 王貞治会長が同席した会見。少し照れながら言った。「今までは(西武に)絶対的エースの涌井がいて、(開幕投手は)ぴんと来なかったけど、競争することは大事」。西武時代に経験はゼロ。移籍1年目での開幕投手となれば、チームでは95年の工藤以来17年ぶりだ。

 この日午前には福岡県小郡市での野球教室に参加。「西武の最後の仕事としてこれを着ました。(入団会見する)午後2時からソフトバンクの一員になります」と、西武のユニホームに別れを告げた。仮に3月30日の開幕戦(対オリックス、ヤフードーム)に投げれば、中6日で4月6日の西武戦(西武ドーム)に臨める。「西口さん、カズさん(石井)、涌井、岸と(対戦したい)、との気持ちが強い」。新天地1年目で大役に挑む。 

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2011年12月24日のニュース