岩隈 年内に移籍先決断「方向性は見えてきた」

[ 2011年12月23日 06:00 ]

Kスタ宮城で自主トレに励む岩隈

 楽天から海外FA権を行使してメジャー移籍を目指す岩隈が、年内に移籍先を決断する方針を固めた。

 20日に米国から帰国し、この日はKスタ宮城で自主トレを公開。5日間の米国滞在中に複数球団のGMと話したことを明かし、アピールポイントや先発へのこだわり、コンディションなどを各球団のGMに伝えた。「ある程度の方向性は見えてきた。代理人に判断材料をまとめてもらい、年内には決めてすっきりしたいですね」と好感触を得た様子。今季は右肩痛で約2カ月離脱したため、現地でメディカルチェックも受け「検査したことで不安も取れました」と安どしていた。

 移籍先に求める条件には「自分を必要としてくれること」と「家族が安心して暮らせる環境」を挙げた。米国滞在中は小学1年生の長女とともに現地の小学校も見学し「家族を連れていきたいので環境面が第一です」と語った。着々と海を渡る準備は進んでいる。岩隈の決断の時は近い。

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2011年12月23日のニュース