つば九郎 史上初1万円プレーヤー!タフマン飲み放題も

[ 2011年12月22日 06:00 ]

衣笠球団社長兼オーナー代行に1万円入り茶封筒をもらい感激するつば九郎

 ヤクルトの球団マスコット「つば九郎」が、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1040円増の年俸1万円プラス出来高で一発サイン。球界マスコット初の1万円プレーヤーとなった。

 ネクタイ着用で、衣笠剛球団社長兼オーナー代行に筆談で「ねんぽうもあっぷ」と交渉。都内訪問活動「つばさんぽ」、新潟県燕市の「つば九郎米」販売などが評価され、ヤクルト飲み放題だった出来高にタフマン飲み放題、ビールのピッチャー2杯の追加も認められた。

 つば九郎は1万円の茶封筒を手に「強いヤクルトにしてほしいと言われてうれしかった」と感涙。実際は一切言われていないが、ソフトバンクからFA移籍した巨人・杉内ネタをちゃっかり借用した。球団は来季以降、主催試合2000試合出場、著書「つば九郎のおなか」第2弾出版でさらなる大幅増を予定。時事ネタにも詳しいつば九郎は「来季はコンプライアンスと、ぎろっぽん方面を守っていきたい」と危険な目標を掲げた。

 【つば九郎過去の更改】

 ◆09年 自身初の契約更改交渉。前年までの「ヤクルト飲み放題」から、「つばくろう」に引っかけて年俸2896円プラス出来高でサイン。中日のマスコット・ドアラのように「バック宙ができたら2896万円」との条件に上機嫌だったが、推定体重0.1トンの大型ツバメには不可能だった。

 ◆10年 約3倍増の年俸8960(ヤクルト)円プラス出来高払いと、ヤクルト飲み放題でサイン。しかし企画で子供を泣かせたことや400回もペンギンと間違えられたことが減俸対象に。会見では来季の目標に、歌舞伎俳優・市川海老蔵の事件に引っかけ「西麻布の治安を守ること」。

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2011年12月22日のニュース