譲歩も実らず 杉内 巨人入り ソフトバンクに移籍の意思伝える

[ 2011年12月19日 10:37 ]

巨人への移籍を決めた杉内

 ソフトバンクからFA宣言した杉内俊哉投手(31)が巨人入りすることが19日、決まった。

 杉内は19日午前、代理人を務める酒井辰馬弁護士(45)と福岡市内の球団事務所を訪れ、10年間在籍した古巣に移籍の意思を伝えた。その足で上京して巨人にあいさつに出向く予定。ソフトバンクは年俸変動制を見直し、杉内側が望む固定制の4年契約に変更するなど譲歩したが残留につながらなかった。

 11月29日にFA宣言。愛着がある福岡にとどまるか、巨人で再出発か、悩み抜いた末に新天地を選んだ杉内。巨人と2度目の交渉で提示された背番号「18」のユニホームに袖を通すことになる入団会見は近日中に行われる。

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2011年12月19日のニュース