“戦国東都魂”だ！中畑監督「やってやろうじゃん」

東都大学野球連盟創立８０周年記念祝賀会に出席したＤｅＮＡ・中畑監督

　ＤｅＮＡの中畑清監督（５７）が「戦国東都魂」でセ・リーグを盛り上げる。１８日、都内ホテルで開催された東都大学野球連盟の創立８０周年記念祝賀会に出席した。

　来季セは６球団中、駒大出身の中畑監督をはじめ、ヤクルト・小川監督（中大）、阪神・和田監督（日大）、広島・野村監督（駒大）と４球団が東都大学リーグ出身とあって「それはおもしろいね。やってやろうじゃん。東都魂のぶつかりあいだ！胸を借りるつもりでやっていきたい」と気勢を上げた。

　指揮官にとっては駒大で過ごした４年間が野球人生の根幹にある。「野球界を支えてきた東都の歴史は重みがある」と振り返るように４部制からなるリーグは、入れ替え戦もあることから戦国東都の異名をとるほど毎シーズン激しい戦いを繰り広げている。その中で中畑監督は駒大での８シーズン中５度優勝に輝き、２年生の７３年秋季リーグでは最高殊勲選手に選ばれるなど、常に主役であり続けた。

　「絶好調」改め「熱いぜ！」をキャッチフレーズにした新指揮官。来年３月３０日の開幕戦（京セラドーム）では日大出身の阪神・和田新監督と激突する。「しのぎあいだよ。お互い新監督で早く答えをほしがる。緊張感のある試合をやりたい」と東都魂を燃え上がらせると「戦国セ」の主役になることを誓った。