NPB&学生協会が来年2月協議会開催

[ 2011年12月14日 06:00 ]

 日本学生野球協会の内藤雅之事務局長は13日、東京・内幸町の日本野球機構(NPB)事務局を訪れ、NPBから学生野球とプロとの関係発展を目的とした、合同の協議会の設置を要望されたことを明らかにした。

 協議のテーマは、学生野球資格を持たない元プロ関係者が高校や大学の指導者になること、さらに学生と練習するなどの交流について。加藤良三コミッショナー名で同協会の八田英二会長に宛てた要望書を受け取った。

 同協会はきょう14日の理事会に諮り、3、4人の委員を選出。来年2月末に1回目の協議会を開き、月に1度のペースで話し合いを続ける見通しという。現状では元プロ関係者が高校または大学の指導者になるには、原則として教員を2年以上務めて学生野球資格を回復することが条件となっている。内藤事務局長は「(プロ側は)資格の回復について緩やかにしてほしいという考えがあるのでは。協議会には選手会も当然、入ってくるでしょう」と話した。

続きを表示

2011年12月14日のニュース