後藤 1億プラス出来高満額をゲット!

[ 2011年12月14日 06:00 ]

 オリックスの後藤光尊内野手(33)が13日、神戸市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、年俸1億円プラス出来高5000万円で合意。3年契約の初年度で出来高の満額をゲットした後藤は200安打とフルイニング出場を来季目標に掲げた。

 新加入の李大浩、T-岡田の両主砲の前を打つ3番打者が超重量打線の起爆剤になる。

 シーズン序盤こそ不振に陥ったが、終盤はリーグ歴代5位タイとなる26試合連続安打を記録。打率・312はリーグ3位だ。西武にわずか1毛差でCS進出を逃したが、その存在感は際立った。「最後の最後で“これに勝てば”という状況をつくり出したことに責任を感じる」。自戒を込めた言葉に責任感が凝縮された。

 岡田構想では来季も3番が有力だ。李大浩、T-岡田の両大砲にチャンスを提供することが求められる。「T-岡田に李大浩選手と強力なクリーンアップ。僕が3番になるかは分かりませんが、つないでいく気持ちは持っている」と決意を示した。そのうえで「フルイニング出場と200安打、そこは目指していきたい」と力を込めた。

 来季もゲームキャプテンを託される。現場を統括するリーダーとして若手の声も拾い、球団へ要望も伝えた。「京セラドームの芝が弾みすぎるのでは?という話と寮の食事面について要望しました」。全ては優勝につなげるためだ。後藤は「優勝しか目指すところはない。何とか日本シリーズに」と語気を強めた。

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2011年12月14日のニュース