原改革だ!スコアラー3人増員 戦略室9人体制に

[ 2011年12月12日 06:00 ]

 巨人がデータ野球の浸透のため新設した戦略室の組織を見直し、スコアラーの人数を増員した。

 当初は責任者の橋上戦略コーチに、現場の高田ブルペンコーチ、秦バッテリーコーチが加わった3人を中心にデータ収集を行い、スコアラー5人と合わせて8人体制でスタートする予定だった。

 しかし、高田、秦両コーチは選手への指導を行うため、データ収集作業も兼ねるのは困難。現場の意見をくみ取った原監督がフロントと話し合い、戦略室の再編に取り組んだ。

 その結果、高田、秦両コーチを戦略室から切り離し、コーチ業に専念させることを決定。スコアラーを新たに3人増員して8人とし、橋上戦略コーチを含めると9人体制に変更。球団関係者は「原監督がデータ部門の大切さを考えてくれたことで、結果的に戦略室が強化されることになった」と話した。

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2011年12月12日のニュース