ナ・リーグMVP ブルワーズ・ブラウン ドーピング検査で陽性反応

[ 2011年12月11日 11:42 ]

ブルワーズのライアン・ブラウン外野手

 米国のスポーツ専門局ESPN(電子版)は10日、今季のナ・リーグMVPに選ばれたブルワーズのライアン・ブラウン外野手(28)が、ドーピング検査で陽性反応を示したと報じた。

 ブラウンが異議申し立てをしているため、大リーグ機構はドーピング違反を発表していないという。

 同局によると、プレーオフ期間中の尿検査で筋肉増強効果のあるテストステロンが通常よりも高い値で検出。人工的なものと判定された。関係者の話では、違反を伝えられたブラウンは再検査を申し出て、結果は陰性だったという。

 ブラウンは今季はリーグ2位の・332に33本塁打、111打点でチームを地区優勝、球団新の96勝に貢献。その勝負強さが光った。07年に新人王を獲得しており、両賞の受賞は史上13人目だった。

続きを表示

2011年12月11日のニュース