伊志嶺 センターで定位置奪取に意欲「準備したい」

[ 2011年12月11日 06:00 ]

サイン会でファンと握手する伊志嶺

 ロッテの伊志嶺が中堅の定位置奪取に意欲を見せた。

 1年目から126試合に出場してレギュラーを獲得したが、守備位置は左翼と右翼のみで、中堅は143試合に先発した岡田の独壇場だった。「高校、大学でも(中堅を)守ってきた。スタメンで行けと言われれば行けるよう準備したい」。リーグ外野手部門1位でゴールデングラブ賞を獲得した球界屈指の名手に挑戦状を叩きつけた格好だ。

 岡田は全試合に出場して無失策。一方の伊志嶺は4失策を犯した。安定感では及ばないが、瞬発力、守備範囲では負けていない。今季は疲労がたまった夏場に体調不良で離脱。「力強さが足りなかった。スピードを落とさないように体幹を鍛えて芯を強くしたい」。来年1月には故郷の沖縄・宮古島で自主トレを予定。原点の場所で1年間戦い抜く肉体をつくり、ハイレベルな中堅争いを制する。

続きを表示

2011年12月11日のニュース