被災地の子どもに元気を…巨人サンタがXマスパーティー

[ 2011年12月10日 18:03 ]

巨人の内海哲也投手(右から2人目)とゲームを楽しむ子どもたち

 被災地の子どもたちを元気づけようと、プロ野球巨人の内海哲也投手らが10日、岩手、宮城、福島の小学生計164人を招待し、盛岡市内でクリスマスパーティーを開いた。

 子どもたちは内海投手や長野久義選手ら7選手のトークショーやストラックアウトなどのゲームを楽しみ、サンタクロースやトナカイ姿の選手からサイン色紙などプレゼントが贈られた。宮城県出身の橋本到選手は「もっと良い東北をつくっていこう」と呼び掛けた。

 岩手県陸前高田市の村上敏希君(11)は「話をしたり、ゲームをしたりして元気をもらった」と笑顔だった。津波で道具が流され、しばらく野球ができなかったという。

 内海投手は「つらい経験をしたのに、それを感じさせない元気さだった。僕らも頑張らないと、と思った」と話した。

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2011年12月10日のニュース