斎藤 現役最年長投手・山本昌と合同自主トレ計画

[ 2011年12月10日 06:00 ]

笑顔でウエアを見て回る斎藤

 ミズノアンバサダーズミーティングが9日、大阪市内のホテルで行われた。日本ハム・斎藤佑樹投手(23)、横浜DeNAからFA宣言して、前日巨人入りを表明した村田修一内野手(30)らが参加。斎藤は元西武・工藤の引退で、来季は現役最年長投手となる中日・山本昌投手(46)と来年1月に合同自主トレを行うプランを明かした。

 2年目のステップへ、斎藤がお手本にするのは現役最年長投手だ。来季47歳を迎える球界最年長左腕・山本昌との合同自主トレ計画を明かした。

 「いつになるかは分からないし、時間が合えばということです。学びたいですね」。昨年はマリナーズ・イチローとも極秘自主トレを行い、そのスター性を肌で感じた。今回は「長寿」の秘けつを盗み出す。山本昌が例年1月に行う、鳥取のジムでの自主トレに合流する斎藤は「コントロールが良くて切れがあって勝てるピッチャーという印象です」と山本昌の印象を話した。剛球はないが、投球術で打者を打ち取り通算210勝を積み上げてきたスタイルは自身の投球にも通じる。

 斎藤自身もアマ時代から、息が長いプロ生活を送ることを目標に設定してきた。1年目を終えて「50歳とかリアルな数字は分からないけど、もちろんできたらやりたい。今できることを少しずつでもやっていければ。その1年目が今年だった」と振り返っている。「僕ぐらいで手本になることとか、アドバイスできることがあればしてあげたい」と山本昌。自らが生まれる前からプロの舞台で投げていたベテランとのコラボで、斎藤がさらなる成長を目指す。

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2011年12月10日のニュース