心の準備していたが…栗山監督 ダル流出なら「30勝以上」の穴

[ 2011年12月9日 06:48 ]

 就任早々、大黒柱である絶対エースがポスティングを申請。日本ハム・栗山新監督は「心の準備をしてなかったわけではない。あれだけの投手は日本中を見渡してもいないのは紛れもない事実。ただ、彼が抜けて全く戦えないという状況だけはつくらないつもりです」と、冷静に話した。

 今季成績は18勝6敗、防御率1・44。チーム72勝の4分の1に当たる18勝が計算できなくなるが、栗山監督は単にマイナス18勝とは計算していない。

 「ダルビッシュが投げた翌日は相手打線が崩されている。それも考え合わせれば30勝以上になる」。その30勝以上もの穴をいかにして埋めるか。投手陣全体の底上げが不可欠になる。一方でメジャー球団との交渉が不調に終われば、残留の可能性も残されている。「あらゆることを想定して来年へ準備を進めていく」。新監督はそう言って前を向いた。

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2011年12月9日のニュース