杉内 巨人と初交渉、原監督とも電話で話し「いい評価いただいた」

[ 2011年12月8日 19:34 ]

巨人と最初の交渉を終え、取材に応じるソフトバンクからFA宣言した杉内俊哉投手

 ソフトバンクからフリーエージェント(FA)宣言した杉内俊哉投手(31)が8日、東京都内のホテルで巨人と初めての入団交渉を行った。約1時間半の話し合いで、年俸変動制ではない4年契約を提示され「すごくいい評価をいただいた。なぜ僕を取るか、詳しく説明をいただいた」と話した。

 代理人の酒井辰馬弁護士は「金銭的な条件は、この上ない」とした上で、「彼の野球人生を全部引き受けるという覚悟を示してほしい」とサポート態勢の充実を求めた。杉内は「移籍となれば、愛着がある福岡を捨てるということなので、それがネックではある」と話した。

 交渉中に原辰徳監督とも電話で話し「悔いのない決断を」と言葉をかけられたという。原沢敦球団代表は「優勝のため、ぜひ獲得したい。伝えたいことは伝えられた」と話した。

 杉内は近日中に、残留を要請しているソフトバンクとの交渉に臨む。決断の時期について「なるべく早く決めたいが、どちらにしても一生お世話になる可能性が高い。限られた時間の中で、じっくり考えたい」と語った。

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2011年12月8日のニュース