37歳ジーターの後継者に…中島に期待するヤンキース

[ 2011年12月8日 08:55 ]

 米大リーグ機構は7日、ポスティングシステム(入札制度)で大リーグ入りを目指すプロ野球西武の中島裕之内野手(29)の独占交渉権をヤンキースが獲得したと発表した。

 中島への入札は遊撃手不在のジャイアンツなどが有力視されていたが、ヤンキースは主将でもあるデレク・ジーター(37)のバックアップとして中島に注目していた。

 ニューヨークに本拠を置くヤンキースは、ベーブ・ルース、ジョー・ディマジオら大リーグ史に残る多くのスター選手を輩出。2009年には最多の27度目となるワールドシリーズ制覇を達成し、松井秀喜外野手がシリーズ最優秀選手(MVP)に選出された。先発投手として活躍し、ことし7月に死去した伊良部秀輝氏のほか、井川慶投手も在籍した。

 中島は08年に北京五輪、09年にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場。西武では09年にパ・リーグ最多安打を獲得した。今季は全144試合に出場して打率2割9分7厘、16本塁打、100打点をマークし、ベストナインに選ばれた。(共同)

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2011年12月8日のニュース