ヤンキース 中島の独占交渉権獲得 入札額は1億5000万円超か

[ 2011年12月8日 06:56 ]

ヤンキースが独占交渉権を獲得した中島裕之内野手

 ポスティングシステム(入札制度)でのメジャー移籍を目指す西武の中島裕之内野手(29)に対し、ヤンキースが独占交渉権を獲得した。7日(日本時間8日)に大リーグ機構が発表した。

 西武は日本野球機構を通じて、入札額受諾を大リーグ機構に伝えていた。ヤンキースは30日間の独占交渉期間を得た。落札額は発表されないが、CBSスポーツ(電子版)は約200万ドル(約1億5600万円)と報じた。

 中島への入札は遊撃手不在のジャイアンツなどが有力視されていたが、ヤンキースは主将でもあるデレク・ジーター(37)のバックアップとして中島に注目していた。中島にとって、どこまでレギュラーに近い保障を得られるかが交渉の焦点となる。

 ▼西武・居郷肇球団社長の話 中島選手の夢である大リーグでプレーしたいという強い思いを実現させるために、快く受諾の回答をした。交渉はこれからだと思うが、活躍を応援したい。

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2011年12月8日のニュース