勝利に飢えてきた村田 条件は「5年以内」ではなく「来季優勝争い」

[ 2011年12月4日 07:24 ]

巨人との交渉を終え、報道陣の囲み取材に応じる村田

 横浜からフリーエージェント(FA)宣言した村田修一内野手(30)が3日、都内のホテルで巨人と初交渉した。

 2日には新球団となった横浜DeNAの春田真オーナーから複数年契約を提示され、強く慰留された。

 「5年以内に優勝」と目標を掲げる横浜に対し、村田が挙げる最大の条件は「来季優勝争いできるチーム」。この日は2年総額6億円の条件提示を受けたとみられるが「そこは重視していない。まずは優勝争いしたいというのが僕の中では第一ですから。(巨人は)今年も3位に入り、優勝を狙えるチーム」と条件面の合致を強調した。

 横浜在籍9年間でチームは全て負け越し、勝利に飢えてきた。交渉の間も質問などすることなく、勝利への思いの丈だけを原沢球団代表にぶつけ続けた。

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2011年12月4日のニュース