ダルビッシュ去就決断は1月中旬以降も…父明かす

[ 2011年12月4日 06:00 ]

 今オフにポスティング・システム(入札制度)による大リーグ挑戦を検討している日本ハム・ダルビッシュの父・ファルサ氏(51)が3日、去就の決断が来年1月中旬以降にずれ込む可能性を示した。

 現時点で大リーグ挑戦の可能性は五分五分とした上で「12月に答えを出す、というタイムテーブルは考えていない。チーム(日本ハム)とも話し合った上で、1月半ばか1月末くらいまでに」と、最終決断が越年となる可能性にも言及した。

 旧知の代理人アーン・テレム氏や団野村氏にも「アドバイスをもらっている」というファルサ氏だが、あくまで尊重しているのはダルビッシュ本人の意思。家族会議では「(ダルビッシュ)有本人が“万が一、交渉がうまくいかなかったら”ということを本当に心配しているんです。去年もありましたし…」。

 昨オフに楽天・岩隈が独占交渉権を得たアスレチックスと条件面で折り合わず交渉決裂。入札制度確立後、初の契約不成立で日本に残留となった例もあり不安を募らせているという。

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2011年12月4日のニュース