中島に入札あった 西武は金額にかかわらず受諾

[ 2011年12月4日 06:00 ]

 大リーグ機構は、西武・中島裕之内野手(29)のポスティング・システム(入札制度)の入札が締め切られた2日(日本時間3日)、少なくとも1球団の入札があったと明かした。日本時間この日午前に、NPB(日本野球機構)を経て最高入札額が西武に伝えられた。西武は金額にかかわらず受諾する方針。5日にも返答すれば、日本時間6日(米国時間5日)に大リーグ機構から独占交渉権獲得球団が発表される見込みだ。中島は球団を通じて「自分の夢に一歩近づきました」とコメントした。

 規定により球団名や金額は公表されなかったが、ジャイアンツやオリオールズが入札に参加したとみられる。一方で入札の検討を重ねていたブルワーズは、ダグ・メルビンGMが「視察したことのない選手への入札は難しかった」と回避したことを明かした。代理人と各球団GMが一堂に会するウインターミーティングは5日(日本時間6日)から始まり、そこで落札球団との交渉がスタート。中島については球団間でレギュラーかバックアップ要員かで評価が分かれており、落札球団の起用方針次第で交渉が難航する可能性もある。

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2011年12月4日のニュース