西武・中島に獲得希望球団 MLBが明らかに

[ 2011年12月3日 08:03 ]

獲得を希望する大リーグの球団があったことが明らかになった西武・中島裕之内野手

 米大リーグ機構は2日、ポスティングシステム(入札制度)による獲得可能選手として全30球団に公示されていたプロ野球西武の中島裕之内野手(29)の入札受け付けを締め切り、獲得を希望する球団があったことを明らかにした。

 日本野球機構を経て入札額(複数球団の場合は最高額)が伝えられるが、西武は金額にかかわらず受諾する方針。最高額を入札した球団には30日間の独占交渉権が与えられる。規定により大リーグ機構は球団名や金額は明らかにせず、入札球団数は「少なくとも1球団」としている。

 遊撃手の中島は2008年に北京五輪に出場し、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でプレーした09年にはパ・リーグの最多安打のタイトルを獲得。今季は全144試合に出場し、打率2割9分7厘、16本塁打、100打点だった。(共同)

続きを表示

2011年12月3日のニュース