村田 春田会長と残留交渉…「意欲が感じられた」

[ 2011年12月2日 12:40 ]

プロ野球横浜との交渉に向かう村田修一内野手

 交流サイト運営大手のディー・エヌ・エー(DeNA)への球団譲渡が承認されたプロ野球横浜は2日、横浜市内のホテルでフリーエージェント(FA)宣言した村田修一内野手と残留交渉を行った。

 新オーナーに就任するDeNAの春田真会長が自ら出席し、複数年契約を提示するなど球団での初仕事として主砲の慰留に努めた。春田会長は村田が会場入りする約2時間前に到着。以前から「横浜の顔と言われる選手を、そう簡単に出してしまっていいのか」と話しており、他球団への流出を回避したい意向を示していた。
 
 交渉を終えた村田は記者会見し「強くしていく中で4番打者が抜けるのは何よりもマイナスとの話を頂いた。意欲が感じられた」と話した。
 
 1日の臨時実行委員会とオーナー会議で球界への加盟申請が認められたDeNAは2日午後にTBSホールディングスからの球団株式の譲渡手続きが完了し、球団株主総会と取締役会で「横浜DeNAベイスターズ」への球団名変更などを決める。

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2011年12月2日のニュース