巨人大型補強第1弾は抑え候補の最速156キロ右腕

[ 2011年12月2日 07:00 ]

 巨人が守護神候補として獲得を目指していたフィリーズのスコット・マシソン投手(27)と2日にも契約合意し、正式発表する。

 V奪回を目指す来季の補強第1弾。日本時間11月30日に、フ軍が同投手の保有権放棄の手続きをとった。1メートル91の長身右腕はメジャー通算15試合で1勝4敗0セーブ、防御率6・75ながら10年には3Aで54試合に登板し26セーブを挙げた速球派だ。最速156キロの直球とフォークボールを武器とした抑え候補として調査を続けていた。今季20セーブを挙げた久保が11月20日に右足股関節唇を手術。来季開幕に間に合うかは微妙な状況だけに、マシソンには大きな期待がかかる。

 新外国人だけでなく今後はFAで村田、杉内の争奪戦に乗り込む。3年ぶりのリーグ優勝へ、巨人の大型補強が本格的に動きだした。

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2011年12月2日のニュース