日本ハム スレッジ再獲得へ、FA戦線は参戦せず

[ 2011年12月2日 06:00 ]

 日本ハムが、横浜を退団したターメル・スレッジ外野手(34)の獲得に動いていることが1日、分かった。スレッジは08年から2年間、日本ハムでプレー。09年には27本塁打、88打点をマークし、同年10月21日の楽天とのクライマックスシリーズ第2ステージ第1戦(札幌ドーム)では9回に逆転サヨナラ満塁本塁打を放つなど、日本シリーズ進出に貢献した。仮に獲得となれば、3年ぶりの古巣復帰となる。

 来日4年間で通算91本塁打を放っている左の大砲は、今季も横浜で20本塁打をマーク。シーズン途中の9月に鼠径(そけい)ヘルニアの疑いで米国に帰国したが、数球団が獲得に興味を持っているとされる。

 日本ハムは昨季、リーグワーストのチーム91本塁打と長打力不足が大きな課題だった。しかし今季も中田の18本塁打がチーム最多。この日限りで退団が決まったスケールズは9本塁打、来季もプレーするホフパワーは12本塁打に終わった。球団幹部は今オフの補強方針について「うちは日本国内のFA選手(の獲得)にはいかない」としており、新外国人選手の獲得を否定していない。

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2011年12月2日のニュース