DeNA参入に各球団から期待の声「新しい風が入る」

[ 2011年12月1日 20:39 ]

 「新しい血が入る」「リーグの活性化を」。DeNA参入に各球団のオーナーらからは、球界活性化につながることを期待する声が上がった。

 ソフトバンクの笠井和彦オーナー代行は「新しい風を入れてもらえる。素晴らしい企業。業績もいい」と大歓迎。日本ハムの大社啓二オーナーは「活性化するのはいいこと。文化的公共財としての球団であってほしい」と話し、ヤクルトの衣笠剛オーナー代行も「セ・リーグの活性化のため賛成した」と説明した。

 質疑に答えたDeNAの春田真会長の受けも良かった。ロッテの重光昭夫オーナー代行は「難しい質問にも、ご自身で答えていた。非常にさわやかな感じの方。新しい風を吹き込んでくれるでしょう」と高く評価した。

 唯一、反対に回ったのは楽天。オーナー会議の議長を務める島田亨オーナーは「新陳代謝が大事なので、新しい血が入るのは喜ばしい。いろいろな懸念があったが、議論して承認した」とし、具体的な審議の内容については「細かなことは申し上げられない」と述べるにとどめた。

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2011年12月1日のニュース