ミンチェ外国人初FA宣言「新しい挑戦もしてみたい」

[ 2011年12月1日 06:00 ]

FA権行使を表明した西武・ミンチェ

 西武・ミンチェ投手(35)が30日、西武ドームを訪れ、今季取得した国内FA権の行使を表明した。外国人選手のFA宣言は日本球界史上初。会見では「球団には感謝しています。残りたい気持ちはあるけど、他球団の評価を聞いてみたい気持ちもある」と決断に至った理由を説明した。

 台湾出身のミンチェは00年から西武でプレー。12年目の今季は主にセットアッパーとして49試合で6勝2敗1セーブ、防御率1・98と自己最高の成績を残し、来季からは日本選手扱いとなる。先発、中継ぎどちらの役割もこなせるだけに、数球団が獲得に動くとみられる。西武は引き続き残留交渉を行う方針だが、他球団への移籍を視野に入れる右腕は「家族は応援してくれている。新しい挑戦もしてみたいですね」と他球団からのオファーを心待ちにしていた。

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2011年12月1日のニュース