球児12年オフFAでメジャーへ「死に場所を選びたい」

[ 2011年11月27日 06:00 ]

12年オフにFAでメジャー移籍することを明かした藤川

 阪神・藤川が、12年オフに海外フリーエージェント(FA)権を行使してメジャー移籍する意向を明かした。

 この日、大阪・毎日放送の生番組に出演。来シーズン中に海外FA権を取得する守護神は、「まずは(阪神でプレーする)来年だけど、心の中で再来年どうしようかな、というのはある。(阪神から)長い契約をもらっても働けないかもしれないし、それなら違うところに行って自分で死に場所を選びたい」と明かした。「死に場所」とはもちろん、07年から球団側にポスティング・システム(入札制度)での移籍を訴え続けてきたメジャーの舞台だ。

 藤川は今年4月に国内FAの資格を取得。しかし行使することなく、入札制度も認められなかったことで早々と残留を決めた。「来年は僕の意思でOKになりますから。自分で選択できるというのはうれしい」。新たに結んだのは単年契約。再来年の海外FAでのメジャー移籍を見越したものか、との問いには「もちろん。それはある」と明言した。「優勝して(メジャーに)いかないと格好悪いんでね」と藤川。まずは来季、チームのV奪回に貢献した上で堂々と海を渡る。

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2011年11月27日のニュース