由規 右肩痛から完全復活へ“猫背フォーム”に着手

[ 2011年11月27日 06:00 ]

猫背の新フォームに取り組むヤクルト・由規

 シーズン終盤の右肩痛から復活を期すヤクルトの由規が、故障防止のための新フォーム固めに着手した。戸田のブルペンで何度も確認したのは左足を上げた際、やや猫背にすること。「意識して前傾姿勢にしている。背中が反って体と肩が離れると、負担が肩にかかる」と説明した。

 ただし猫背になりすぎると、投球の際に反動で体のブレが大きくなるだけに、荒木チーフ兼投手コーチも「上下のバランスが大事。彼に求めているのは球の質」と身ぶり手ぶりを交えて助言した。

 今年最後のブルペン投球はほぼ全力で立ち投げ23球、捕手を座らせるとカーブも交えて45球。伊東2軍投手コーチは「離脱後、一番良かった。来年は問題ない」。小川監督も「由規がいるといないのでは全然違う」と完全復活に期待していた。

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2011年11月27日のニュース