帆足FA宣言 球団慰留も地元のソフトB移籍確実に

[ 2011年11月26日 06:00 ]

帆足はFA申請書類を球団に提出し会見を行う

 西武・帆足和幸投手(32)が25日、今季取得したFA権の行使を表明。「申請書を提出しました。11年間プロの世界で走ってきて、一度頭を真っ白にして今後の野球人生を考えていこうと思いました。一野球人として、他球団の話も聞いてみたい」と語った。

 通算75勝を挙げた左腕のFA宣言。12月2日の交渉解禁日を待って、ソフトバンクなど数球団が獲得に名乗りを上げることが確実だ。「まだ話があるわけでもないので、何とも言えません」と白紙を強調したが、福岡出身の帆足にとって地元への思い入れは強い。争奪戦となればソフトバンクへの移籍が確実だ。一方で、今年は宣言後の残留を認める方針の西武は引き留めに全力を尽くす。鈴木葉留彦球団本部長は「失礼のない条件も提示しているつもりです」とした。

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2011年11月26日のニュース