FA宣言して残留…新井貴2億5000万円で合意

[ 2011年11月25日 18:39 ]

 阪神の新井貴浩内野手(34)が25日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、5000万円増の年俸2億5000万円プラス出来高払いの3年契約で合意した。今季再取得したフリーエージェント(FA)権を行使して残留。「すっきりした。(ファンに)喜んでもらえるように頑張りたい」と笑顔で話した。

 今季は東日本大震災の影響で開幕が遅れ、選手会長として奮闘し「すべての日程が終わって、やり切ることができてよかった」と特別なシーズンを振り返った。主に4番を務めて17本塁打、93打点で打点王を獲得。1本塁打につき10万円、1打点につき5万円を被災者支援のために寄付することを決めていた新井貴は計635万円を寄付する。

 「1年間被災地のことを胸に頑張った自分なりの気持ちと結果。ほかにもいろいろなことができる。継続的にできれば」と今後の支援にも意欲的だった。(金額は推定)

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2011年11月25日のニュース