青木に強力援軍 元メジャーの石井一を入団交渉同伴へ

[ 2011年11月14日 06:00 ]

ストレッチをする青木

 ポスティング・システム(入札制度)での大リーグ挑戦を表明したヤクルト・青木に強力なアドバイザーが現れた。神宮・室内練習場で秋季練習を行い、落札球団決定後の入団交渉で渡米する際、西武・石井一を同伴する計画を明かした。

 「僕の就職活動に付いていくと言ってくれた。契約の細かい部分とかをアドバイスしてくれるかも」と公私ともに親交が深い先輩の申し出を喜んだ。

 石井一は01年オフにヤクルトから入札制度でドジャース移籍。青木は石井一がヤクルトに復帰した06、07年にともにプレーし、同じ吉本興業とマネジメント契約。今後は今月末以降に入札の公示期間を設定する予定だが、契約時は通訳、個人トレーナーなど細部の条件も詰めるため経験豊富な大先輩が同伴してくれるのは心強い。13日は09年WBC以来のMLB公式球によるキャッチボールを行い「少し滑りやすい」と話したが、グラブ担当のメーカー「久保田スラッガー」が滑り止め用に柔らかい革を使用したグラブを試作。周囲のサポートを得て準備を進める。

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2011年11月14日のニュース