栗山新監督始動 中田に複数ポジションのススメ

[ 2011年11月13日 06:00 ]

練習中に中田(左)に声をかける栗山監督

 日本ハムの栗山新監督は12日、千葉県鎌ケ谷で行われている秋季練習に初参加。ヤクルト時代以来、21年ぶりにプロのユニホームに袖を通した。背番号80こそ披露しなかったが、若手との「青空面談」で距離を縮めつつ、中田には複数ポジションの有効性も説いた。

 午前10時からは秋季練習組の動きを見守ると、午後は中田、大野、杉谷らと積極的に会話した。「(秋季練習終了までの)4日間は僕がみんなを知る期間」。ただ、一部の選手には早速、注文もつけた。「チーム力を上げるため一つのポジションにはこだわらない。補強で潤沢にお金を使えるチームじゃない」。一塁と外野でノックを受けた中田は「いろいろな位置で守らせてくれるのはありがたい」と歓迎した。

 13日は斎藤ら投手陣と面談を行う栗山監督。まずは選手を知ることがチームづくりの第一歩となる。

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2011年11月13日のニュース