江川氏起用構想は 原監督から提案されていた

[ 2011年11月12日 21:05 ]

 プロ野球巨人の清武英利球団代表(61)が、渡辺恒雄球団会長(85)を「コンプライアンス(法令順守)違反」「球団を私物化」と会見して批判した問題で、渡辺会長が12日、「読売新聞社、巨人軍、私個人に対する名誉毀損であり謝罪を求める」などと反論する談話を発表した。

 渡辺会長は談話の中で清武代表からCS開始前の10月20日にコーチ人事を示されたことは事実そしながらも「CSで惨敗した以上、多少の変更が必要になったのは当然のことです」とし、江川氏起用構想は「最近原君と会談しているとき、原君から提案されました」と明らかにした。その上で「岡崎ヘッドコーチとの関係もあるので「助監督」として原監督のご意見番役になってくれればとも考えました」とし、それは「思いつき」のため、江川氏との接触は何もしていなかったとも説明した。

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2011年11月12日のニュース