栗原 2度目の残留交渉も不満吐露「今は五分五分」

[ 2011年11月12日 06:00 ]

FA交渉を終え、心境を語る広島・栗原

 今季国内FA権を取得した広島の栗原が、広島市内の球団事務所で2度目の残留交渉に臨んだ。

 約2時間の交渉で条件提示には至らなかったもようで交渉後、栗原は目を潤ませながら「誠意が前日までは感じられなかった。“言葉が足りなかったら申し訳ない”と言ってもらったけど、今まではそれがなかったし感じられなかった」と球団の対応への不満を吐露。鈴木清明球団本部長は「これまでは諸事情があって話が進まなかったが、精神的な部分のすり合わせはできた」と一定の成果を強調したが、栗原は「今は五分五分。ただ、誠意を感じなければ」として権利の行使に含みを持たせた。

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2011年11月12日のニュース