原監督 会長と代表の対立「すべてを把握していないが、少し残念」

[ 2011年11月11日 21:37 ]

 プロ野球巨人の原辰徳監督は11日、ヘッドコーチ人事をめぐり清武英利球団代表が渡辺恒雄会長と対立していることについて「すべてを把握していないが、少し残念だ」と語った。秋季キャンプ地の宮崎市で記者団の質問に答えた。

 「残念」の意味を重ねて問われると「影響力の強い2人なので」とだけ話し、言葉を濁した。

 原監督は同日午後、渡辺会長と会談したことを明かした上で「特にその話はなかった」と説明。渡辺会長がヘッドコーチに推しているとされる江川卓氏については「大事な先輩で功労者。迷惑が掛かっていなければいいが」と気遣った。

 その上で「われわれの仕事は強いチームをつくる。それに変わりはない。来季に向けてスタートしている。そこに集中し、仕事をしっかりするだけ」と強調した。

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2011年11月11日のニュース