オリックス下山引退 2軍外野守備走塁コーチに

[ 2011年11月11日 06:00 ]

 オリックスの下山真二外野手(35)が今季限りで現役を引退することが10日、わかった。入団9年目の今季は若手台頭の影響で出場試合は14試合止まり。またシーズン終盤には右足のアキレス腱を断裂し手術した。

 現在まで再起へ向けて懸命なリハビリを続けていたが、長期離脱を余儀なくされた状況となり現役引退を決意した。05年の球団合併による選手分配ドラフトで近鉄からオリックスに移籍。明るい性格でムードメーカーとしてチームを鼓舞すると同時に練習熱心な姿は若手のお手本だった。野球に取り組む姿勢を高評価していた球団側はシーズン終了後に来季からのコーチ就任を打診していた。すでに2軍外野守備走塁コーチとしての要請を受諾。11日に球団から正式に発表される。猛牛ファンから愛された背番号36が今後は後進の指導にあたる。

続きを表示

2011年11月11日のニュース