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プロ初体験の中3日も…吉見「祭りだと思ってやりました」

<中・ヤ>8回を投げきりガッツポーズの吉見

セ・リーグCSファイナルステージ第5戦 中日2-1ヤクルト
(11月6日 ナゴヤD)
 エースのプライドが体を突き動かした。プロでは初体験の中3日。2日の第1戦に112球を投げた中日・吉見は疲れを感じさせるどころか、逆に威力を増した投球を披露。コントロールもいつもどおり正確だった。多彩な変化球も切れた。ヤクルト打線に、まともに当てさせなかった。

 「祭りだと思ってやりました。館山さんには負けたくなかった。中3日だろうが、気負わずに一人一人冷静に、いつもと同じようなテンポで投げました」

 8回をわずか3安打で無失点。チームを日本シリーズに導くとともに、このステージ2勝で最優秀選手にも選出された。

 先発を告げられたのは前日5日の試合後に帰宅してからだった。試合開始から逆算するとプレーボールのわずか20時間ほど前。しかし、体調不良のネルソンが3日の練習を休んだ時点で、自身の中では想定はしていたことだった。

 「中3日あるかなと思って対応できるようにはしていました」

 落合監督も絶大の信頼を寄せる。「どういう状況にいるかは彼らが一番よく知っている。そのいい例が吉見だよ」。エースとのコンタクトに言葉はいらなかった。登板日前日の通告でも、決して準備不足ではない。この試合でも、8回1死一塁の場面でマウンドへ向かうと「オレが見た中で最高のピッチングだ」と告げて、続投を指示した。

 日本シリーズでも、フル回転するつもりだ。今季の交流戦でソフトバンク相手にあげた唯一の勝利は6月16日のナゴヤドームで吉見がもたらしたもの。通算でも3勝負けなしと、好相性を誇る。完全優勝。退任する落合監督に最高の花道を用意してみせる。

 ▼中日・谷繁(中3日で好投の吉見に)ブルペンで受けて、前回よりも球が来ていた。凄いピッチャー。

 ≪ダルに並んだ!CSトップの5勝目≫中日の吉見が第1戦に次ぐ2度目の先発で今CS2勝目。プレーオフ(前後期制時含む)、セ、パCSで通算5勝はダルビッシュ(日)に並ぶ最多勝利になった。またPO、CSで同一ステージ内に2勝は昨年成瀬(ロ)以来10人目の最多タイ。セでは吉見が初だが、いずれも先発で2勝となると6人目。中3日で2勝は前後期制時の77年山田以来34年ぶり3人目。第1戦と、進出決定試合の両方を中3日で勝ったのは吉見が初めてだ。

[ 2011年11月7日 06:00 ]

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