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21日にFA宣言!ツインズが岩隈獲得に名乗り

自主トレのため、渡米する岩隈は空港で笑顔を見せる

 今オフに海外フリーエージェント(FA)権を行使して大リーグ移籍を目指す楽天・岩隈久志投手(30)に対し、ツインズが獲得に乗り出すことが6日、分かった。成田空港から米アリゾナ州での自主トレーニングに出発した岩隈は、帰国する21日にFA行使を正式に表明し、米移籍へ着々と準備を整える。

 「去年からそういう(大リーグ移籍)思いは強かった。挑戦したい気持ちはある」。米国への出発を前に、公の場で初めて、今オフの米移籍を宣言した。

 希望球団については「必要とされるところでやりたい。どこがいいとかはない」と30球団OKの姿勢を示したが、早くも獲得に名乗りを上げたのが、昨オフにポスティング・システム(入札制度)によってロッテから移籍した西岡もいるツインズだ。00年代前半にGMとして弱小軍団を立て直したテリー・ライアンGMシニア・アドバイザーが、09年のWBCを視察して、岩隈の安定した投球を評価。昨季も岩隈の視察のため複数回来日し、ポスティングでも応札した。ただ、応札額がアスレチックスの1500万ドル(当時約12億4500万円)に大きく及ばない800万ドル(同約6億6400万円)で交渉権を逃した経緯がある。それでも、岩隈への評価は不変だった。今季も9月にライアン氏が来日し、状態をチェック。球団関係者も「ボールを低めに集められるし、ストライクをどんどん投げて打たせて取るタイプ。うちの目指す野球にぴったり」と評する。

 ツ軍は今季、投手陣が軒並み低迷し、先発陣の防御率はリーグ14球団中12位。地区連覇から一転、最下位に沈んだ。先発投手の補強は最優先事項で、岩隈なら年俸も400万~600万ドル(約3億1200万~4億6800万円)で獲得できるとの計算もある。

 岩隈は米国滞在中に「時期的にもいろいろな情報が入ってくる。話はすると思います」と、代理人のポール・コブ氏との会談も行う予定。全ての準備を整え、夢の実現へと向かう。

 ▽ミネソタ・ツインズ 1901年のア・リーグ創設時にワシントン・セネターズとして誕生。61年にミネソタ州ミネアポリスに本拠地を移転し、セントポールとのツインシティーにちなんで名称をツインズに変更した。セネターズ時代の24年にワールドシリーズ初制覇。ツインズとしては87、91年に世界一。最近10年間で6度の地区優勝も、今季は最下位に沈んだ。本拠地は昨季から屋外で投手有利とされるターゲット・フィールド。ロン・ガーデンハイアー監督。

 ▽ツインズの先発投手事情 今季は2桁勝利に達した投手が一人もいない。パバーノ、リリアーノ、ダンシングの3人が9勝止まり。ダンシングは中継ぎに転向予定で、現時点で来季のローテーションはパバーノ、リリアーノ、今季8勝のベーカーの3枠しか決まっていない。球団は補強を準備しているが、レンジャーズFAのウィルソン、日本ハム・ダルビッシュら年俸1000万ドル(約7億8000万円)級の獲得資金はない。岩隈は実力面、金銭面両方でツ軍にフィットする投手と言える。

[ 2011年11月7日 06:00 ]

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